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神奈川県住宅供給公社の健康寿命延伸プロジェクト第2弾 9月21日(木)循環器医療の権威 遠山愼一医師による特別講演を開催

2017.10.02

生涯自立プロジェクト

神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の山本です。

今回は、ヴィンテージ・ヴィラ相模原(相模原市南区上鶴間本町2-17-16)にて9月21日(木)に開催した、遠山医師による『老化と血管』と題した講演会の模様をお届けします。

神奈川県住宅供給公社の介護付有料老人ホーム「ヴィンテージ・ヴィラ」は、入居者の平均年齢が80歳を超え、コンセプトである「生涯自立」の根幹となる「健康寿命延伸」への取り組みが急務となっています。
そこで当公社は、入居者一人ひとりの食事と運動量を把握し、人間ドックや血液検査のデータを融合させた立体的な「個人健康カルテ」を作成していくという、前例のない新しい取り組みをスタートさせます。
このチャレンジのパートナーとしてお迎えしたのは、循環器医療の権威である遠山愼一医師。

当日は、循環器医療の第一人者として豊富な実績と経歴をもつ遠山医師の講演が聴けるとあって、大変多くのご入居者にご参加いただきました。

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講演の冒頭、「今日ここにいる皆さんは平均年齢80歳と聞いています。その年齢で元気にこうして講義を聴きにきていることだけで、既に立派な勝ち組です!」と遠山医師。
その一言で会場はどっと笑いに包まれ、その後も専門的な内容をユーモアも交えながら解りやすくお話いただきました。
"介護状態や病気を患った状態でない「健康寿命」を伸ばすことが喫緊の課題"
"健康寿命延伸のためには、老化の原因となる「細胞の酸化と糖化を防ぐ」ことが重要"
学術的な難しい専門用語がありながらも、遠山医師ご自身の実体験やご家族のエピソードを交えたお話しで、アッという間に予定の1時間が終了。楽しくて大変勉強になる講演でした。

終了後には、居住者から「良いお話しを聞けた」「もっと色々聞きたいわ」など、早くも遠山医師との個別相談の開始を心待ちにする声がありました。

公社は今後も各種のプロジェクトに取り組み、高齢者の生涯自立に向けた支援を行ってまいります。


※講演内容の一部抜粋

■細胞の酸化とは?
・体内の代謝活動(エネルギーを作り出す活動)の中でできる活性酸素は、細菌やがん細胞を攻撃し破壊する機能があるが、大量に発現すると正常な細胞まで酸化させてしまい老化~破壊につながる。
・人は活性酸素の毒性を除去する酵素を持っているが、40歳代から減少するため、これを補う抗酸化物質を取り入れる必要がある。

<活性酸素の増加原因>
食品添加物、紫外線、喫煙、過度な飲酒、ストレス、激しい運動(運動のし過ぎ)など。

<活性酸素の増加を防ぐ方法>
睡眠を良くとる、適度な運動、抗酸化成分を含む食品を摂る、など。

<抗酸化成分を含む食品>
ベータカロチン、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、フラボノイド
色の濃い緑黄色野菜。特にニンジンが良い。

■細胞の糖化とは?
・たんぱく質、脂質と糖が加熱されてできた物質「終末糖化産物(AGE)」は強い毒性を持ち老化を進める原因物質。
肌のしみ、しわ、認知症のみならず、血管に蓄積すれば心筋梗塞、脳梗塞、骨に蓄積すれば骨粗しょう症、目に蓄積すれば白内障など、体のあちこちで深刻な疾病を引き起こすリスクとなる。
・AGEは色々な食べ物、飲み物に含まれており、一部は消化の段階で分解されるが約6~7%が排出されず体内に溜まってしまう。
特にファストフード、清涼飲料水は安価な果糖で甘味付けをしているため、AGEを作るスピードがブドウ糖の10倍。

<AGEを作らせない調理法>
生、蒸す・ゆでる、煮る(和食、鍋物)

<AGEを上げない方法>
食後1時間は糖値が最高になるため、食後動かないでいると高血糖になりAGEが溜まりやすくなる。
食後30分ころからウォーキング程度の軽めの運動に適度な中強度運動を加えることで血糖値の上昇を抑えられる。
※過度な運動はかえって血糖値が高くなり逆効果

山本(高齢者事業部 運営課) 広報として7月に仲間入りしたばかりですが、新しい目線でさまざまな情報をみなさんにお伝えできればと思っています。 よろしくお願い致します!

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