2019.05.22
ヴィンテージ・ヴィラ横浜、春色ピアノコンサートを開催しました
こんにちは!
神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の髙橋です。
ヴィンテージ・ヴィラ横浜にて4月19日(金)に開催された「春色コンサート」の模様をご紹介します。
ヴィンテージ・ヴィラ横浜の春色コンサートとは?
今回の春色コンサートは、ピアニストの白石光隆さんをお招きして開催しました。
白石さんは1989年に東京藝術大学大学院を修了後、ジュリアード音楽院へ進み、1990年ジーナバッカウアー国際奨学金コンクール入賞など華々しい経歴のピアニストです。
プログラムはショパンなどをはじめとしたクラシック曲のほか、ラグタイムやタンゴなど幅広い曲目を演奏くださいました。
明るい雰囲気の中でのコンサート
最初に披露していただいた曲はJ.S.バッハ=ペトリ編曲『羊は安らかに草を食み』。
御祝い等にも用いられる明るい曲調の演奏から今回のコンサートは始まり、会場は明るい雰囲気に包まれます。
続いてヘンデル作曲『シバの女王の到着』を演奏いただきました。
ご入居者は美しいピアノの調べに聴き入っていらっしゃいました。
「今演奏したヘンデルとベートーヴェンとの間の時代背景にはフランス革命がありまして...ほら、ベートーヴェンは肖像画でもかつらが取れてますでしょう」
クラシック曲に癒されていると、白石さんが曲の紹介をしてくださいました。
曲や音楽のジャンルの成り立ちから時代背景、作曲家の逸話までお話しくださり、ご入居者から笑い声も聞こえました。
クラシック以外にも、ラグタイムというジャンルのジョプリン作曲『ジ・エンターテイナー』のほか、エヴァンズ作曲『Waltz For Debby』を披露いただきました。
どちらも映画や日本で人気のある曲で、映画やCMでも使用されています。
続いて、タンゴに分類されるナザレー作曲『オデオン』、ピアソラ『デカリシモ』の演奏。
白石さんの解説によると、タンゴには楽譜の表現の指示として「抱きしめるように!」などと書いてあるそう。ご入居者の世代では若い頃にタンゴを楽しまれた方も多く、じっくり聴き入っていらっしゃいました。
最後に、ショパン作曲『夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2』『ワルツ第2番 変イ長調Op.34-1』を披露いただきましたが、アンコールとして『メモリーズオブユー』の演奏をもって割れんばかりの拍手の中でコンサートは終了となりました。
イベントを終えて
今回のイベントのような「音楽」には、治療の効果をアップさせたり認知症の周辺症状を改善したりと、健康増進へ良い影響が期待できるといわれています。
美しい音楽に触れることで楽しく健康になれるなんてこの上ない健康法ですね。
ヴィンテージ・ヴィラ横浜以外のヴィンテージ・ヴィラでも定期的に音楽関連イベントを開催しています。
今後もさまざまなイベントをご紹介してまいります!どうぞお楽しみに。