2019.06.11
ヴィンテージ・ヴィラ横須賀、防災訓練を実施しました
こんにちは!
神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の髙橋です。
ヴィンテージ・ヴィラ横須賀にて5月23日(木)に開催された「防災訓練」の模様をご紹介します。
ヴィンテージ・ヴィラの防災訓練とは?
県内に5つあるヴィンテージ・ヴィラのスタッフは部門を問わず全員が防災訓練に参加しています。
この記事にてご紹介するヴィンテージ・ヴィラ横須賀では最低でも年に2回、自主的な訓練を含めるとさらに多くの防災訓練を実施しています。ご入居者に安否確認訓練や防災に係る講演会にご参加いただいているのは春と秋の訓練の2回です。
今回の訓練は「夜間」を想定した、スタッフが自主的に計画・実施した地震・火災安否確認訓練です。ご入居者も「安否確認札」を玄関ドアに貼る安否確認訓練や防災ガイドライン説明会にご参加いただきました。
夜間の場合、スタッフ体制は昼間と比べると少なくなるため、少数精鋭のスタッフで、いかに早くご入居者の安全を確保するかが大切になります。
ヴィンテージ・ヴィラ横須賀はトレクォーレ横須賀と併設しているため、トレクォーレ横須賀の職員も共に訓練を行ないました。
すばやい行動で挑むスタッフ
『訓練。ただ今大きな地震が...』という館内放送と共にスタッフが身の安全の確保ののちに素早くエレベーター閉じ込め有無の確認やご入居者の安否確認を行います。
エレベーターや機械の点検を行うスタッフは目視だけでなく声を出して指さし確認を行い、13階までの各フロアへ階段で走って向かいます。
また、安否確認スタッフは担当する一戸ずつ周り、ご入居者の安否確認をお一人おひとりチェックしていきます。
たくさんのご入居者が「安否確認札を表札下に貼って玄関ドアを開ける」など、訓練にご協力くださいました。
引き続き、火災の確認と消火器を持って取り組み、無事に訓練は終了となりました。
訓練終了後には反省会を行いました。
「放送ははっきり・ゆっくりしていてとてもわかりやすかった」
「地震が落ち着いた時に情報確認のためにテレビもつけたほうがいいのでは」
たくさんの意見が熱心に飛び交い、スタッフ達はしっかりと次回の訓練や万が一の事態に備えてメモをとっていました。
防災訓練のあとは、ご入居者向けの「防災ガイドブック」説明会を行ないました。
「防災ガイドブック」は、ヴィンテージ・ヴィラ横須賀の職員が作成したもので、ご入居者全員に配布しているものです。内容に変更等があった際には説明会を開催しています。
今回はヴィンテージ・ヴィラ横須賀の構造や設備、万が一の事態について説明を行ないました。
たとえば、ヴィンテージ・ヴィラ横須賀は地震に耐えられる強固な造りの「耐震構造」と、特殊な装置によって地震力を直接伝えない「免震構造」の2種類で建てられており、地震に備えた構造です。
また、お部屋の玄関ドアは防火扉であることやホーム側での災害時備蓄品について改めてお伝えしました。
ご入居者にとって、防災について改めて考えるとても良い機会になったのではないでしょうか。
おまけ
ここで事務所の中を少しご紹介します。
ご入居者の安全を守るため、日常からさまざまな防災の取り組みをしています。
たとえばこの「本日の防火・防災担当者」というボード。
ヴィンテージ・ヴィラ横須賀のスタッフはシフト制での勤務のため、日々防災の担当者は変わります。
事務室の一番目立つ場所に担当者が一目でわかるように掲示をするなど、各ヴィンテージ・ヴィラはそれぞれ減災に向けて取り組んでいます。
また、背の高い収納はすべてしっかりと固定されています。
横須賀市消防の方に以前お褒めいただいたこともあります。
日常で備えられることから対策することが大切ですね!
訓練を終えて
すべてのヴィンテージ・ヴィラにて、ご入居者の万が一に備え、日頃から防災をはじめ、さまざまな訓練を実施しています。
今回のヴィンテージ・ヴィラ横須賀でのスタッフ向け防災訓練も大切な訓練のひとつです。
万が一のために行なっている取り組みを把握することも、ホーム選びの基準のひとつではないでしょうか?
ご参加いただいたご入居者の多さ、また真剣に訓練に取り組むスタッフの姿に、ヴィンテージ・ヴィラの防災意識の高さを強く感じました。
ご入居者の毎日を支えるためのさまざまな取り組みも今後紹介してまいります!
どうぞお楽しみに。