2019.04.26
ヴィンテージ・ヴィラ横浜、第28回「文化祭」を実施しました
こんにちは!
神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の髙橋です。
ヴィンテージ・ヴィラ横浜にて3月22日(金)に開催された「文化祭」の模様をご紹介します。
ヴィンテージ・ヴィラ横浜の文化祭とは?
ヴィンテージ・ヴィラ横浜で開催された「文化祭」は今年で28回目。
開設当初から、ご入居者の作品や表現の発表の場として親しまれているイベントです。
陶芸や絵画などの作品を展示する「展示の部」と合唱や楽器演奏などの発表を行なう「発表の部」に分かれ、ご入居者が思い思いにそれぞれの思いを表現されています。
平均年齢85歳のアーティストの作品が集う「展示の部」
ヴィンテージ・ヴィラ横浜のご入居者の平均年齢は85歳。
平均年齢85歳のアーティストたちが思いを込めて作成した作品が集いました。
陶芸・絵画・写真をはじめとした様々な作品がたくさん並んでいます。
プロ顔負けの作品ばかりです。
どの作品も、ご入居者の日常や思い出、思いなどが込められた素敵な作品です。
「ご自由にお持ちください」と掲示がされている作品もあり、鑑賞しに来たご入居者もじっくりみていらっしゃいました。
「どれかひとついただこうかしら」
「いくつでも、持っていらしていいのよ」
作品を作る際の苦労話を始め、さまざまな話に花が咲いていました。
ご覧になられたご入居者は、皆さまじっくりと作品に魅入っていらっしゃいました。
賑やかに開催された「発表の部」
発表の部では、合唱や独唱のほか、ウクレレやサックスフォンの演奏、踊りが披露されました。
日々の練習の成果を披露したり、ご自身の人生に重なる思いのこもった歌を披露したりと充実した内容の2時間弱でした。
ヴィンテージ・ヴィラ横浜合唱団は「花のまわりで」「追憶」「遠くへ行きたい」「はにゅうの宿」の4曲を披露。
ギターやピアノの演奏に合わせて、伸びやかな声で歌い上げていました。
曲の披露後には、観客のご入居者と一丸となって「上を向いて歩こう」「知床旅情」を歌い、会場全体が美しいハーモニーに包まれていました。
ほかにもお一人で歌を披露されるご入居者もいらっしゃり、歌に思いを馳せる場面もありました。
楽器の演奏を披露されるご入居者も。
ウクレレのやさしい音色のデュオにうっとりする方がたくさん。
「浜辺の歌」「ブルー・シャトウ」、ハイドン作曲交響曲第101番「時計」第2楽章といった豊かなバリエーションでした。
男性のご入居者はサックスフォンで中島みゆき作曲の「糸」を披露。
サックスフォンの深みある、素敵な低音に会場は魅せられていました。
秋田県民踊の西馬音内(にしもない)盆踊りという国指定重要無形民俗文化財を披露してくださったご入居者は、着物に粋な仮面を被り音楽と共に登場。
迫力ある踊りに、観ていたご入居者も「すごいねえ」「一体どなたかしら」と感想が飛び交います。
様々な催し物が披露され、会場は熱気が冷めやらぬまま第28回の文化祭は終了となりました。
イベントを終えて
ヴィンテージ・ヴィラのご入居者は平均年齢85歳ですが、お元気な方が多く住まわれています。
今回のイベントのような、日頃の練習や趣味の成果を披露する場を楽しみに過ごされていることもその若々しさに良い影響を与えているのかもしれません。
今後もさまざまなイベントをご紹介してまいります!どうぞお楽しみに。