2018.12.12
ヴィンテージ・ヴィラ洋光台にて中学生が職業体験
ヴィンテージ・ヴィラ洋光台のフロントに
体操着姿の女子生徒が立っています...
これは一体どういう事でしょう???
二人の正体は、横浜市立仲尾台中学校(横浜市中区)の2年生。
課外授業の一環である「職業体験」のため、11月27、28日の2日間にわたり
ヴィンテージ・ヴィラ洋光台を訪れ、様々な業務に一生懸命励んでくれました。
今回はその模様をお届けします。
まずは居室清掃の体験から
「挨拶と笑顔を心がけよう」と、支配人から業務上の心構えや、館内での注意事項について説明を受けた後、早速業務開始です。
居室清掃のためエプロンを着用
ヴィンテージ・ヴィラは入居時自立型のホームですので、ご入居者の多くはお元気な方ばかりですが、一時的に体調を崩されたときや介護が必要になったときには、ご要望により居室内の清掃をスタッフがおこないます。
二人もエプロンを身に付けて、ご入居者のお部屋を訪問。
「おはようございます!」としっかり挨拶して玄関に入ります。
ヴィンテージ・ヴィラでの居室清掃は、お部屋を綺麗にすることだけが目的ではなく、
"割れやすいものが高い位置に置かれていないか?"
"冷蔵庫に消費期限切れの品物がないか?"
など、怪我や体調不良の原因となるものをチェックすることも重要です。
スタッフからのアドバイスをしっかり聞きながら、台所廻りの清掃や掃除機がけなど、約30分の作業で室内はすっかり綺麗に。
ヴィンテージ・ヴィラの業務は多種多様
続いて、ダイニングで昼食の準備。
ダイニングは館内にあるレストラン施設で、栄養士監修の健康メニューを朝・昼・夕の3食提供しています。
ヴィンテージ・ヴィラ洋光台には、およそ110名のご入居者がお住まいになっていて、ダイニングでお食事される方が6割、ご自分のお部屋のキッチンで自炊される方や外食される方が4割いらっしゃいます。
中学生の二人には昼食の準備として、厨房から出された料理をトレーに並べる業務を体験していただきました。
テーブル拭きも体験 |
開店とともにご入居者がダイニングにお見えになり、オーダーが入ると厨房内は忙しくなりますが、2人とも手際良く丁寧に料理をセットしていました。
後でお話を聞いたところ、2人とも「この業務が一番楽しかった!」とのこと。
入居者様とリース作りに挑戦!
お昼休憩を挟んで、午後はアクティビティプログラムにも参加。
ヴィンテージ・ヴィラでは、ご入居者同士のコミュニケーション形成や介護予防を目的としたプログラムを定期的に開催しています。
アクティビティといっても運動だけでなく、脳トレなど運動が苦手な方でも愉しめるプログラムも様々用意しています。
二人の中学生もご入居者に交ざってクリスマスリース作りに挑戦しました。
このアクティビティも大切な業務の一つ。
プログラムを通して入居者様とスタッフとのコミュニケーションが深まり、体調や気持ちの小さな変化を感じることのできる心の通うサービスの実現につながります。
お二人ともご入居者とのお話が弾んで、とても良い雰囲気でした。
もちろん、リースも上手に仕上がりました。
2日間の職業体験を終えて
今回、数ある職種の中から「介護」や「福祉」の分野を自ら選び、ヴィンテージ・ヴィラに職業体験に来てくれた2人の中学生。
次の日もしっかり活躍して、2日間の職業体験を無事に終えました。
二人には多種多様な業務を体験していただいた分、一度にたくさんのことを覚えてもらったので、最初は緊張と不安で一杯だったと思います。
でも、ご入居者やスタッフとの関わり合いを通じて、「挨拶と笑顔」の重要性に気づき、2日目が終わった後には「楽しかったです!」と素敵な笑顔を見せてくれました。
2日間という短い時間でしたが、前向きに物事に取り組む2人の姿勢を見て、私も良い刺激を受けました。きっと、ご入居者やスタッフも二人から得たものは大きかったはずです!
数年後、二人がヴィンテージ・ヴィラで実際に働く姿を見ることができたら、更に嬉しいなーと思います。
ヴィンテージ・ヴィラは、地域との関わりを大切にするとともに、介護や福祉の分野に興味のある若者の育成に力を注いでいます。