2019.07.31
ヴィンテージ・ヴィラ相模原で境川ウォークラリーを開催しました
こんにちは!
神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の髙木です。
ヴィンテージ・ヴィラ相模原にて6月12日に開催された「境川ウォークラリー」の模様をご紹介します。
境川沿いを楽しく歩こう!
関東は6月7日に梅雨入りしましたが、この日は梅雨の晴れ間で快晴でした!
ヴィンテージ・ヴィラ相模原から薪窯で焼くピザがおいしいと評判のお店「オールドヒッコリー町田境川」を目的地として、境川沿いを3.5km歩き、おいしいピザを食べて、折り返して帰ってくる往復7kmのコース。
片道3.5kmはゆっくり歩いて、約1時間10分程の道のりです。
10名のご入居者(その内、入居1年前後の新しいご入居者が8名)とケアマネージャー2名、フロントスタッフ1名でウォークラリーを楽しみます。
「おはよう。いいお天気で気持ちがいいわね」
「日差しが強くて、日焼けしそうね」
続々と本日参加のご入居者がフロントに集まってきます。
皆さん、とても楽しみにしていただいていたようで笑顔がこぼれます。
全員がそろったところで、本日のコースや歩く道の状況の説明があり、簡単なストレッチを行いました。
万が一、つまづいて転んでしまったりしたときのために、足を踏ん張ったり、両手をつけるようにうながす動きのストレッチはいざというときに役立ちそうです。
いざ出発!
今回のウォークラリーはウォーキングすることだけが目的ではなく、身近にある境川やその周辺を知ることもあります。
出発時にクイズが出題されました。
・目的地に着くまで、橋は何本かかっているでしょうか。
・川沿いの壁画に魚類は何匹描かれているでしょうか。
・2枚並んだ壁画の貝の隣の生き物は何でしょう。
・神奈川県に長く流れる境川。相模原市、大和市、横浜市、藤沢市と何市でしょうか。
まわりの景色を見たり、ケアマネージャーの解説を聞いたり、ご入居者同士が会話して協力し合うことで、正解を導き出せそうです。
入居1年前後の新しいご入居者にとっては、ぴったりの内容ですね。
少し歩くと、壁画が現れました。
「ドジョウは魚類かしら」「ヒトデは違うわよね」
などと会話を楽しみながら、数を数えていきます。
参加したご入居者には野草に詳しい方、樹木に詳しい方、土地(町田)に詳しい方がいらっしゃり、「これは八重のドクダミだよ」「あれは桑の木だね」「今はおだやかな境川も昔、氾濫したことがあったんだよ」と教えてくださいます。時には足を止めて、写真を撮ったり、メモをとったり、ご自分の知っていることも追加し会話を膨らませてたりしていらっしゃいました。
長く入居しているベテランのご入居者が
「ここからしばらくの間の道に「フラワーロード」って、自分の中で名付けてるの」と教えてくださいました。
川沿いに住む住民の方が庭で花を育てていて、とてもきれいです。
毎日「フラワーロード」を通り、ウォーキングしていらっしゃるそうで、足の運びがとてもスムーズです。
お天気に恵まれ、日差しが強かったので、木陰に入るとホッとします。
「のどが渇く前に水分をとりましょう」とケアマネージャー。
頑張りすぎず、こまめな水分補給と休憩が大切です。
予定から遅れること1時間。
ようやく目的地のお店に到着しました。
適度な運動と楽しい会話でお腹がぺこぺこ。
「いろんな種類を食べられるコースがいいわ」
「私は一人前をしっかり食べたい」
普段よりもしっかり量を召し上がられました。
「町田でおいしいお鮨屋さんはないかしら」
「それなら○○ね」「お鮨屋さんはわからないけど、懐石料理なら△△がいいわよ」
「ヴィンテージ・ヴィラのケーキ、手作りでおいしいわよね」
「図書室まで運んで欲しいけど、気が引けるわ」
「ケーキ無料のお誕生日券、ケーキバイキングの日に使った方がいいわよ」
昔からの友達のようにワイワイと会話が弾み、とてもにぎやか。
しっかり情報交換もしてらっしゃいました。
食事を終え、クイズの正解発表ですが、
正解不正解はあまり重要ではなく、まわりの景色を見たり、ケアマネージャーの解説を聞いたり、ご入居者同士が会話して協力し合うことができたのではないでしょうか。
帰路は自分の体力と相談して...
食事と休憩をしっかりとったので、体力が回復したご入居者と、炎天下の中を普段とは違うペースで歩き、疲れてしまったご入居者がいらっしゃったため、帰路は歩いて帰る班とバスで帰る班にわかれました。
"頑張りすぎない""無理をしない"とても大切なことです。
ウォーキング班は帰りもしっかり腕を振って、歩きます。
町田の街並みが見えると
「あともう少しだね」「帰ってきた感じがする」
最後のひと頑張りです。
ヴィンテージ・ヴィラ相模原に帰ってくると
亀井支配人が「おかえりなさい!」と明るい笑顔で出迎えてくれました。
たくさん歩き、いっぱい汗をかいたので
大浴室でゆったりと汗を流して疲れを癒してくださいね。
編集後記
古淵鵜野森公園入口で小休憩をしているとき、男性のご入居者がポケットから取り出したのは"ミズノ活動量計"。
ヴィンテージ・ヴィラ相模原のご入居者で、ご希望の方にお渡ししています。
「健康寿命延伸プロジェクトの話しを聞いてから毎日使っているんだ。昨日は1万歩超えたよ。今日はまだ7千歩くらいだ」と、活動量計を見ながら、楽しそうに話してくださいました。
他のご入居者も「私も使ってるわ。私は6千8百歩くらい」と、どのくらい歩いたのか歩数を確認していました。
活動量計の電源が入らなくなり、携帯電話の歩数計を使っていたご入居者も、「電池切れではないでしょうか。お持ちくださればフロントで確認しますよ」とフロントスタッフとお話しされていました。
運動に食事、イベントなど、ヴィンテージ・ヴィラが提供するサービスを最大限利用して「生涯自立」を目指し、元気で健康に過ごしていただけると嬉しい限りです♪
ミズノ活動量計の過去ブログはこちら