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ヴィンテージ・レター

2019.11.20

さらなる介護サービスの質の向上を目指して、介護・ケアの第12回「事例研究発表会」を開催しました

こんにちは!

神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の高橋です。


公社の介護付有料老人ホーム「ヴィンテージ・ヴィラ」の管理運営を行う(一財)シニアライフ振興財団が、10月18日(金)に「第12回事例研究発表会」を開催しました。
今回はその様子をお届けいたします。


■介護分野における事例研究発表会とは?
「ヴィンテージ・ヴィラ」並びに移り住み提携施設「トレクォーレ横浜若葉台」にて生活援助や介護に携わるスタッフは、入居者と日夜向き合い、様々な課題に対して創意工夫・議論・研究を重ねながら、各部門との連携と行動をもってその課題を克服しています。


この事例研究発表会は、スタッフと入居者との日々の関わりから生まれる様々な事象や経験を『課題解決への経緯と成果』にまとめ、スタッフ自身が発表する場として平成20年から毎年開催しています。

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シニアライフ振興財団は創立31年を迎え、事例研究発表会は12回目
令和初の開催となった今回は、事例発表のほかジュニアボランティアの取り組みや、令和元年10月にオープンしたユソーレ相武台の取り組み発表も加わり、「ホーム」という枠組みを大きく超えた充実した内容でした。


■「ご入居者との関わりづくり」から「地域との積極的な関わり」まで、8つの部門から様々な演題を披露

会場は一般のお客様、審査員、関係者合わせて約100名と多くの方に来場いただきました。


事例研究では、ご入居者やスタッフに対してアンケート調査を実施することによって課題を明確にして取り組んだ事例や、ホームの防犯対策、ご入居から日の浅いお元気なうちから信頼関係を築く重要性を感じました。


このほか、どの発表からもスタッフの日々の努力や苦労、課題を克服したときの達成感と入居者の笑顔が浮かんでくるようでした。


■ジュニアボランティア 体操インストラクターになろう!
ジュニアボランティアは、民生委員や主任児童委員を中心に横浜市旭区が独自に展開する事業で、区内の市立小5・6年生を対象に募集している取り組みです。2000年から開始されたこの取り組みは、小学生のころから地域の福祉活動に参加して福祉やボランティア活動の育成が期待されています。


シニアライフ振興財団では、財団の公共性・公益性といった社会的意義の貢献ということでトレクォーレ横浜若葉台での夏祭りの手伝いや「体操インストラクターになろう」と題して、子供への教育や若葉台団地の課題解決、地域貢献を目的として協力しています。

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高齢になると視野が狭くなるほか、聴力や筋力の低下など様々な身体的変化が生じます。小学生たちは、まず高齢者の特徴を理解してもらうために座学と、様々な器具を使用した体験を行いました。


そのあと、財団職員によるインストラクター講座を受講し、若葉台地域ケアプラザにて地域高齢者に体操指導を実践していただきました。終了後には修了証を授与し、子供たちからは「いい経験になりました」「また来年もやりたい!という嬉しい声が聞こえました。

いつの日か、ジュニアボランティア卒業生が財団職員として採用される日が来ることを楽しみにしています。


健康まちづくりに向けた多世代交流拠点事業

相模原市南区相武台団地に新たに誕生した複合施設「ユソーレ相武台」。
高齢化が進む相武台団地に対して、これまでサービス付き高齢者向け住宅「コンチェラート相武台」の開設をはじめ、店舗運営だけでなく商店街や団地活性化に資する取り組み「グリーンラウンジプロジェクト」など、神奈川県住宅供給公社とシニアライフ振興財団は一体となって多世代交流共同運営の基盤づくりを進めてきました。そして待望の健康まちづくり拠点「ユソーレ相武台」が誕生しました。

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ユソーレ相武台は、基準緩和型デイサービスやミスト岩盤浴、ワークショップスペース、カフェ・キッズコーナー、未病センターの機能を併せ持っています。また、既存商店街をつなぐ憩いの場として「芝生広場」を整えました。新たな地域交流拠点として地域の皆様に愛されることが期待されています。

詳しくはユソーレ相武台Face book

   

■8部署の中から最優秀賞を受賞したのは「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」チーム

本発表会では毎回、外部および内部審査員による投票で最優秀賞と優秀賞が選ばれます。
第12回目の最優秀賞は「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」チーム。優秀賞は「トレクォーレ横浜若葉台」チームでした。その演題内容を以下に紹介します。



【最優秀賞】ヴィンテージ・ヴィラ横浜
テーマ:「円と縁」~みんなが笑顔になった訳~

発表内容:

300世帯以上のご入居者が暮らすヴィンテージ・ヴィラ横浜では平成30年11月、従来のケアセンターに加え、より気軽に健康相談などのサービスを利用しやすいようデイケアセンターを開設。開設当初はご入居者の交流の場になることが期待されたが、理想とはほど遠い状況であった。


若葉台地域は、地域活動が活発で住民のつながりが強く、生きがい作りにつながる活動が多い。そこで地域交流拠点でイベントを行う団体に交渉し、デイケアセンター内でイベントを実施。入居者とケアスタッフの顔の見える関係の構築や、地域に開かれた施設になり交流を深めることができるなど、ご入居者・地域・施設にとって、それぞれの円が広がることで、縁がつながった。

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評価のポイント:

・地域に開かれた施設として、新たな取り組みが素晴らしい。

・今後の取り組みに大きく期待できる。

・是非とも取り組みを続けていって若葉台地域全体を盛り上げていってほしい。



【優秀賞】トレクォーレ横浜若葉台
テーマ:統一した 口腔ケアを目指して

発表内容:

高齢になると身体能力や免疫力が低下するため、食べかすなどで引き起こされる誤嚥性肺炎に注意が必要である。誤嚥性肺炎を防ぐためには口の中をきれいに保つ必要があり、口腔ケアが欠かせない。


ケアスタッフの経験や知識を基とした口腔ケアだけでなく、各入居者に合った口腔ケアを提供するため、アンケートの実施や、歯科医との連携によって口腔ケアの指示書の作成やケア・器具使用の習得などを継続的に行った。口腔ケア指示書を掲示してから口腔ケアを取り組むようになってから、ケアスタッフの意識も向上し、声がけを行うことによってコミュニケーションを図る機会も増加した。

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評価のポイント:

・ひとりひとりに寄り添ったケアができていることに高い評価。

・スタッフの不安も解消され、適切な口腔ケアを確立されている。

・来年以降も継続して取り組んでいってもらいたい。


■発表会を終えて

今回の発表会では、いずれの部署も日々入居者に真摯に向き合っている姿勢や、施設の枠組みを超えて地域に向けて新たな取り組みを進めていることなど、審査委員から多くの賞賛が寄せられました。


当公社ならびにシニアライフ振興財団は共に、さらなる介護サービスの向上を目指します。
入居者ひとりひとりに寄り添い、より充実した人生のサポートをスタッフ一丸となって取り組んでまいります。

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この記事を書いた人

高橋(高齢者事業部 運営課)

入社3年目の高橋です!公社へ新卒入社してから2年があっという間に経ちました。介護・有料老人ホームに関する知識を「どこよりもわかりやすく!」をモットーにお伝えしていきます!

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