2018.05.11
ヴィンテージ・ヴィラ"歌の発表会"に向けた中間発表会を開催
神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の山本です。
神奈川県内5箇所にある当公社の介護付有料老人ホーム「ヴィンテージ・ヴィラ」では、ご入居者で構成されたコーラスチームによる"歌の発表会"を県立音楽堂などの大きな舞台で年1回行っています。
今年も9月に開催が決まり、その本番に向けた"中間発表会"を4月23日(月)と26日(木)の2日間にて行いましたので、その模様をお届けします。
秋に開催する「歌の発表会」(本番)に向けた新曲を初お披露目
"中間発表会"の目的は、本番に向けて新曲を観客の前で歌う環境に慣れること、また、本番の会場に足を運べないご入居者にもコーラスの雰囲気を愉しんでいただくことにあります。
4月23日(月)の会場となった「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」には3つのコーラスチーム、26日(木)の会場となった「ヴィンテージ・ヴィラ横須賀」には2つのコーラスチームがそれぞれ集まり、沢山のご入居者の声援を受けながら各チーム2曲ずつ発表しました。
ヴィンテージ・ヴィラ向ヶ丘遊園 コーラスチーム
ヴィンテージ・ヴィラ洋光台 コーラスチーム
昨年9月に県立音楽堂で開催された「歌の発表会」終了後、すぐに次回に向けた曲の選定・練習をされていたとのことで、この半年ほどの練習成果を披露する場となりました。
新曲の初披露ということで緊張されているかと思いきや、本番とは違ったアットホームな雰囲気の中で実力を存分に発揮されたご様子。発表後は大きな拍手に包まれていました。
私は昨年の練習会や発表会当日のコーラスを聞かせて頂いていますが、今年は更に曲の難易度が上がっていて、メンバーの皆さんの向上心やコーラスへの熱意をより感じました。
本番となる秋の"歌の発表会"には更に練習を重ねた素晴らしいコーラスを聴かせていただけるのかと思うと、今から楽しみです!
コーラスの脳トレ?に会場全員で挑戦!
各チームの発表後は「コーラスを楽しむレクチャー」と題して歌遊びが行われました。
指導してくださったのは、各ヴィンテージ・ヴィラにてコーラスの講師をされている陶さんと関野さん。
お二人は現役音大生や若手音楽家25名が所属する"ユースクラシック"のメンバーで、企業や教育機関、福祉施設等で様々なコンサートも行っていらっしゃいます。
レクチャーでは、童謡の「かごめかごめ」を最初は輪唱、次は下のパートを付けて2部合唱、最後は輪唱と2部合唱を同時に行うという、脳トレにもなりそうなお題に会場全員で挑戦しました。
その場で練習してすぐに実践、という流れでしたが、難しいと思える下のパートの音取りもご入居者の皆さんは即座に対応していて、2回目の実践で2部合唱が完成しているという驚きの対応力でした。
合唱が完成した時のご入居者皆さんの楽しそうな笑顔が何より印象的でした。
コーラス講師によるピアノ連弾も披露
続いて、陶さんと関野さんによるピアノ連弾演奏が行われました。
誰もが一度は聞き覚えのあるメンデルスゾーン作曲「春の歌」と、フィギュアスケートの浅田真央選手が大会で使用したことでも有名なハチャトゥリャン作曲のワルツ「仮面舞踏会」の2曲を演奏してくださいました。
演奏が始まると一瞬で会場はピアノの世界と化し、会場のみなさんも聞き入っている様子でした。アンコールに応えての「ラデツキー行進曲」では会場全員の手拍子が加わり大演奏会になっていました。
ラストは会場全員で大合唱
ラストは"歌の発表会"の全体合唱で定番になっている「花は咲く」と、この秋の"歌の発表会"で全体合唱曲に決定したベートーベンの第九「喜びの歌」を合唱しました。
「喜びの歌」は日本語版を歌いましたが、秋の"歌の発表会"ではドイツ語で披露してくださるそうです!
今年の"歌の発表会"情報を公開!
最後までこのブログをご覧いただいた皆様に耳寄りなお知らせです!
今年秋の"歌の発表会"の開催日と会場が決定しました!!!!!!
『第4回 ヴィンテージ・ヴィラ歌の発表会』
開催日:平成30年9月19日(水)
会 場 :県立青少年センター「紅葉坂ホール」
開催時間やお申込み方法などの詳細は、決定し次第お知らせ致します!
どうぞお楽しみに♪