2019.02.05
ヴィンテージ・ヴィラ横浜、新春初笑い「落語」を開催しました
ヴィンテージ・ヴィラ横浜にて1月18日(金)に行われた新春初笑い「落語」の模様をお届けします。
高座にお上がりいただいたのは、五代目圓楽一門会きっての人気者、真打・三遊亭兼好(さんゆうてい・けんこう)師匠。
開場前から「まだ会場に入れないのかしら?」とフロントに問い合わせをいただくほど、ご入居者は兼好師匠の落語を楽しみにされており、多くのご入居者が会場に足を運んでくださいました。
持ちネタの多さも兼好師匠の魅力のひとつ。この日の演目もご入居者の皆さまのお顔や反応をみてから決めていただきました。
演目:孝行糖 ~ 花筏 ~ 時そば
出囃子の『さんげさんげ』が流れると、会場の男性ご入居者から「待ってました!」の声が。
落語は本題に入る前に世間話や本題と関連する「まくら」と呼ばれる小噺をします。
「まくら」によって観客は自然と落語の世界に入っていくことができます。
「チャンチキチ スケテンテン♪ ~」と、飴売りの売り口上が面白い「孝行糖」。
三遊亭金馬(三代目)師匠が得意としていた演目だそうで、落ちのせりふが駄洒落になっています。
16日に横綱・稀勢の里が引退会見をしたばかりでタイムリーな相撲の噺の「花筏」、そして最後はどこかで一度は聴いたことのある「時そば」。
扇子を箸に見立てて、そばを上手にすする場面がでてくる噺です。
兼好師匠の軽快な語り口やしぐさが面白く、いつの間にか惹き込まれて会場は笑いの嵐が起こりました。
3席続けてのお噺でしたが、卓越した構成力と組み立てで、時間があっという間に過ぎてしまいました。
笑って健康に過ごす
落語はご高齢者の方にとって、小さい頃から馴染みのあるとても身近な娯楽です。
笑うことによる免疫力アップや、耳で聞いた話を頭の中で場面に変換するため、脳機能を活性化することも期待できます。
イベントが終わり、部屋に帰るご入居者さんの会話に耳を傾けてみると、
「落語も私たちの暮らしも"けんこう"が一番よね!」
今年も大いに笑い、健康にお暮らしいただけるよう、スタッフ一同サポートしてまいります。
今後もさまざまなイベントをご紹介してまいります!どうぞお楽しみに。