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2020.09.23

高齢者がジョギングをする際の注意点は?ランニングとの違いや走り方も解説

こんにちは!

神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の高木です。


年齢を重ねるにつれて健康意識が高まり、体を動かしたいと考える方も多いのではないでしょうか。


なかでもジョギングは道具を使うことなくできるため、手軽に始められる運動としておすすめです。

しかし注意点をしっかり把握していないと、事故や転倒に繋がってしまう恐れもあります。


そこで今回は、高齢者がジョギングする際の注意点や走り方などについて、ご紹介します。

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高齢者にジョギングがおすすめな理由、ランニングとの違いは?

ゆっくりと自分のペースで走るジョギングは、ふだん運動をしていない方でも気軽に始められる運動のひとつです。


心肺機能を高めたり筋肉量が増えて疲れづらくなったりするほか、生活習慣予防や肩こりを和らげるなど、高齢者にとっても様々な効果が期待できます。


ジョギングと似た有酸素運動でランニングがありますが、大きな違いは走るスピードとペース。

ジョギングは人と会話しながらでも走り続けられるペースですが、ランニングは息が弾んだり息切れしたりするほど速いペースで走ります。


ジョギングとランニングではそれぞれおこなう目的も異なり、ジョギングは健康増進を、ランニングはマラソン大会などの競技出場を目的としておこなう方が多いです。


ジョギングは適度に強度があり楽しくおこなえますので、健康を保ちたい高齢者にとっておすすめの運動ともいえるでしょう。



高齢者がジョギングをする際の注意点は5つ!

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だれでも手軽に始められるジョギングですが、怪我することなく楽しく続けるためには、いくつかの注意点についてしっかり把握しておくことが大切です。


ポイントを絞って、5つご紹介していきますね。


運動に適したウェアとシューズを選ぶ

ジョギングは踵や膝に大きな負担がかかる運動です。

足の負担を和らげるタイツやクッション性の高いシューズなど、怪我を予防するための運動グッズを用意することをおすすめします。


ジョギングの前後はストレッチ

怪我なくジョギングを楽しむためには準備運動が大切です。

屈伸運動やアキレス腱伸ばしなど十分にストレッチをおこないましょう。

また、ジョギング後も軽くストレッチを行うことで、さらに怪我防止に繋がります。


適切な水分補給をおこなう

こまめに水分補給をおこない、脱水症状にならないよう気をつけましょう。

特に暑い夏場のジョギングでは大量の汗をかくため、脱水症状を引き起こしやすくなります。

走り出す前だけでなくジョギング中も、定期的に水分を補給しましょう。


上り坂は走らず歩く

上り坂は平坦な道に比べて体に負担がかかります。

高齢者は無理に走ると心肺機能に影響を及ぼす可能性があるため、ゆっくりウォーキングしましょう。


無理せず楽しく続ける

週に2〜3回を目安に、無理のないペースで楽しく続けましょう。

雨の日や気温の高い日は、怪我や体調不良を起こしてしまう恐れがありますので、無理はしないでくださいね。



高齢者のジョギングは走り方が肝心!正しい走り方は?

高齢者がジョギングを無理なく続けるためには、体に負担をかけない正しい走り方を身につけることが大切です。


ジョギングフォームが整ってないと、足腰などを痛めてしまう可能性が高くなります。

以下のフォームに気をつけて、効果的なジョギングをおこないましょう。


足裏全体で着地する

ジョギングをする際に足裏全体でしっかり着地することで衝撃を吸収し、膝や足首への負担が軽減されます。


重心を高くする

重心を高い位置に置き、前傾姿勢をとってジョギングすることも大事。

体に無理な力がかかりにくくなります。


ピッチとストライドを意識する

ピッチとは1歩にかかる時間、ストライドとは1歩の長さ(歩幅)のこと。

疲れることなく走り続けるためには、早めのピッチと小さめのストライドでリズミカルに走りましょう。


腕振りをしっかりと

しっかり腕を振ると、足が自然と前に出やすくなります。

腕振りは肘を体の後ろまで引いて、肩甲骨を動かすイメージでおこないましょう。



まとめ

・ジョギングとランニングの大きな違いは、走るスピードとペース。ジョギングは人と会話しながらでも走り続けられるペース、ランニングは息が弾んだり息切れしたりするほど速いペースで走ります。


・ジョギングを怪我することなく楽しく続けるためには、「運動に適したウェアとシューズを着用する」「ジョギングの前後にストレッチをおこなう」「定期的に水分補給する」「上り坂は走らず歩く」「無理しない」など、いくつかの注意点をしっかり把握しておきましょう。


・足裏全体で着地したり、重心を高く保って腕振りをしっかりおこなったりと、体に負担をかけない走り方を身につけることで、無理なくジョギングを続けることができます。



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この記事を書いた人

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