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2020.05.27

高齢者の安全な自転車の選び方とは?相場価格も紹介!

こんにちは!

神奈川県住宅供給公社 高齢者事業部の高木です。


毎日の買い物や、お出かけにあると便利な自転車。

小回りが利くうえにエコで、自動車免許返納後も楽に外出することができるため、高齢者の方にもオススメの移動手段です。


高齢者が自転車に乗るときには、安全面で優れている自転車を選ぶようにしましょう。

今回の記事では高齢者が安全に利用できる自転車の選び方や価格相場をご紹介します。

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高齢者の自転車を選ぶポイントは「転倒しにくい」こと!

高齢者の自動車免許返納が何かと話題になりますが、生活の足として自転車があると便利です。

毎日のお出かけや買い物に使ったり、健康のためにサイクリングに行ったり。

自動車と違ってガソリン代もかからずエコという点も大きなメリットですよね。


高齢者が安全に利用できる自転車を選ぶポイントは、なにより「乗り降りしやすく転倒しにくい」こと!

高齢者は転倒すると大きなけがにつながりやすく、治りにくいです。

転倒時の骨折を原因に、寝たきりとなってしまう高齢者もいます。

乗り降りの際や運転中にふらついたり、転倒しにくい自転車を選ぶのが一番大切です。


自転車を決める際には、このようなポイントをチェックしましょう!



自転車の前輪と後輪をつなぐフレームの高さや形

自転車の乗り降りのときにフレームに足をひっかけてしまい、転倒するケースがとても多いです。

フレームが低いと足を引っかけずにまたぎやすく、重心も下がるのでバランスもとりやすいです。

また、V字型やU字型、ステップ付きのフレームも乗り降りしやすいため、おすすめです。



自転車全体の重さ

少しでも軽い自転車の方が、小回りも効きやすく安全です。

買い物で荷物を載せることを考えても、できるだけ軽量の方が漕ぎやすいですよね。

軽量タイプを探すなら、アルミフレームがおすすめです。



タイヤやペダルは体形に合っているかどうか

大きなタイヤはひと漕ぎでの移動距離は長いですが、あまりタイヤが大きいと地面に足がつかないという危険もあります。

軽いペダル、短いペダルランク(ペダルの回転半径)は小さな力でも漕ぎやすいです。

体型や力にあったタイヤやペダルを選ぶようにしましょう。



三輪自転車は安定感抜群

後輪が2つの三輪自転車は、二輪自転車と比べて安定感抜群!

運転時の転倒の心配が、かなり減少するでしょう。



電動アシスト自転車も選択肢に

電力で運転をアシストしてくれる電動自転車は、漕ぐ力の弱い高齢者でもスムーズに運転できます。

モーターがついている分通常の自転車よりも重たいですが、その分安定感があり、走行中のふらつきや転倒もしづらいです。



自転車安全基準「BBAマーク」をチェック

自転車協会が独自に定めた安全基準に適合している自転車は「BBAマーク」が貼付されています。

製造上の欠陥で起きた万が一の事故に対しても補償がついているので安心です。

安全な自転車を選ぶ基準のひとつとして、ぜひチェックしてみてください。




高齢者向けの自転車の価格相場は6万円~

自転車の価格帯はさまざまですが、高齢者向け自転車の価格相場として下記を一つの参考としてみてはいかがでしょうか。


  • ・二輪自転車 7万円前後
  • ・三輪自転車 6万円前後
  • ・電動自転車 10万円~20万円

もちろん、この価格帯以外の自転車もたくさんあります。

しかし、あまりに安すぎる自転車は安全面や乗り心地に心配があります。

安全で快適に使用できる自転車を選ぶようにしましょう。

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まとめ

・高齢者が安全に利用できる自転車を選ぶコツは、「転倒しにくい」自転車を選ぶこと!フレームの位置や形状、重さや大きさが自分の体格と力に合っているかなどをチェック。各メーカーから高齢者向けの自転車が続々登場しています。コンパクトで軽い乗り心地なら二輪自転車、安定感重視なら三輪自転車、モーターのアシストで楽々走行なら電動自転車など、購入前には必ず自分で試乗して乗り降りのしやすさや乗り心地を確認しましょう。


・高齢者向け自転車の価格は6万円~20万円程度が目安の一つです。電動アシスト自転車は少し高額ですね。価格よりも安全性や乗り心地を重視して選んでください。



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この記事を書いた人

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